夫婦間の体感温度差を減らす方法|大阪で健康なお家をつくる
健康的な住宅をつくる大阪市阿倍野区の夢工房のスタッフです。
冬の終わりが近づくと、油断している間に「寒の戻り」で体調を崩しやすくなります。
この時期、改めて寒さとその対策について考えてみることは大切です。特に家庭内での温度設定は、夫婦間で意見が分かれることが多く、時には小さな争いの原因にもなります。その背景には、男女間での体感温度の違いが大きく関係しています。
男女で異なる体感温度
77.9%で夫婦間で体感温度差を感じているそう。
みなさまもどうですか??
男性と女性では、体温を維持するための体の構造が異なります。例えば、一般的に女性は男性に比べて皮下脂肪が多く、手足の血管が収縮しやすいため、寒さを感じやすいと言われています。これは体の中心部を温かく保つための反応ですが、結果として手足が冷えやすくなります。そのため、室温が同じでも女性の方が寒さを感じやすいのです。
寒さを感じると人体に起こる変化
寒さを感じると、人体には様々な変化が起こります。血液の流れが悪くなり、心拍数や血圧が上昇することがあります。また、寒さは認知機能にも影響を与え、集中力や判断力が低下することも。これらの変化は、寒い場所に短時間いるだけでも起こり得るため、家庭内の環境を適切に保つことが重要です。
室内の表面温度が鍵を握る
寒さへの感じ方を快適にするには、室温だけでなく、室内の表面温度が非常に重要です。輻射熱(冷放射)は、物体から熱が放出される現象で、これにより室内の壁や窓、床からの冷えが直接体感温度に影響を与えます。例えば、断熱性が異なる家では、同じ室温20℃でも、壁の表面温度が低い家はより寒く感じることがあります。
いつまでも仲良し?
夫婦向けの快適な室内環境の作り方
夫婦にとって、室内での快適さは健康維持にも直結します。
以下のポイントを意識することで、寒さに強い人も弱い人も共に快適に過ごせる室内環境を作り出すことができます。
断熱改善
窓や壁、床の断熱性を向上させることで、冷輻射熱の影響を減らし、室内の表面温度を快適に保ちます。お互いの体感温度の差を抑えることが成功するでしょう。
夫婦でもそれぞれが快適に過ごすことができる室内環境を作り出すこと。お互いの体感温度の違いを理解し、お互いにとって最も快適な環境を目指しましょう。日々の小さな配慮が、より良い冬の過ごし方につながります。